■インドのキャロム事情
〜ハイドラバードからの便り〜
初めまして。浦本と申します。
今、出張でインドに来ています。インドの南から1/3位の所にあるハイドラバードという街です。
出張先の会社に見たことのないテーブルゲームがあって、従業員達が遊んでいました。ゲームの名前を聞くと「キャラム」とのこと、最初は見ているだけだったのですが、見ているうちにだんだんルールが判ってきました。やらせてもらってみると、これが面白いじゃあないですか。ハマッてしまいました。
写真で見てお分かりの通り、粗末なボードです。ベニヤ板に鉛筆で線が引いてあるだけです。でも、長年使い込まれているので盤面はつるつるで良く滑ります。
それにしてもこちらの方は上手ですねぇ。なにせ子供の頃からやっていて、家にはもちろんボードがあるそうです。仕事が終わると皆さん楽しそうに遊んでいます。遊んでいるときはマネージャーも平社員も運転手もありません。ルールは5種類くらいあるそうです。面白いのはこちらでは自分に向かってストライカーを打ってはいけないのです。ですから手前にある自分のコインを落とすにはいったんストライカーを前方に打って反射させてはじくしかないのです。でも、こちらの人たちは事も無げに難しいショットをどんどん決めていくのです。
私も道具が欲しくなり、現地の会社の人にキャロムの道具を置いてある店に連れて行ってもらいました。ボードは日本に帰ってから手作りするとして、日本ではまず手に入らないであろうコインとストライカーとパウダーを買おうと思ったのです。
(その時はまだ日本キャロム連盟の存在を知らなかったものですから。)
連れて行ってもらったスポーツショップ(実態はおもちゃ屋)の軒先にキャロムのボードがぶら下がっていました。店内に入ると大小さまざまなキャロムボードが置いてあります。ストライカーもいろいろな柄があります。ボードの値段を聞いてみて驚きました。130ルピーです。(1ルピー=3円くらい)粗末な作りで、ポケットの下の網がまともに付いている物はありませんし、縁の黒い塗料がねちゃねちゃしています。でも、手作りする材料費に比べたら・・・・。思わず後先考えずに一番小さいボードを購入してしまいました。
でも、ホテルに持ち帰ってトランクには入らないことがわかりました。
どうやってボードを日本に持ち帰るか、パウダーを税関で止められないか、税関で見つかったらなんて説明すればいいのかちょっと悩んでいます。けれど、自宅で家族と遊べると思うと楽しみです。
帰国したら是非、セッションに参加させて頂いて皆さんとお話ししたいと思っております。
サイズもいろいろ(ボード裏面)
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