私学のつどいのキャロム
 第14回私学のつどいが豊島区の城西中学・高等学校で、11月13日(日)に開催されました。主催は、第14回「私学のつどい」実行委員会、東京私立学校教職員組合連合、及び、私学教育を守る父母懇談会という、ちょっと厳めしい名称の団体です。今回、教員をしている会員が、このイベントでキャロムを紹介するというので、会場をのぞいてみることにしました。

 校庭には、いくつも模擬店が並んでいます。ところがキャロムの会場である「あそびの広場」コーナーが、どこにも見あたりません。校舎の中をあちこち歩き回っているうちに、入学説明会(!)の会場に来てしまいました。学校のスタッフが「どこかお探しですか?」と声をかけてくれたので、「あそびの広場」を探していると言うと、親切にもエレベーターの前まで案内してくれました。

 キャロムの会場は、なんと校舎の5階にある教室でした。う〜ん、これは探すのが難しいぞ・・・。子どもたちが数人、教室の前で鍵を開けてもらうのを待っています。ふと見ると、それは町田の小学校でキャロムのデモンストレーションをしたときに会った子どもたちでした。「おじさん。キャロムをやりに来たの?」と声をかけてきたのは、3年生のM君。自宅にダイヤモンド社のトーナメントボードを所有しているそうで、自信たっぷりに「シングルス戦をしよう」と挑戦してきます。そこで2ボードの試合をすることにしましたが、さすがによく練習している様子でストレートを次々と決めていきます。ただ、そこは年季、ほどなく勝負はつきましたが・・・あなどれない(汗) ちょっとでも手を抜くと、相手のコインがどんどん少なくなっていきます。


 子どもの知識吸収力、集中力は大人に比べると桁違いです。キャロムのようなアナログゲームが、脳の発達に役立つことを改めて感じた瞬間でした。楽しく対戦しているうちに、予定の1時間半は、あっという間に過ぎてしまいました。

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