■アテネ・オリンピックのレポート
ボードを確認できますか?

 国際キャロム連盟(ICF)のシャルマ会長(Mr. Krishan Sharma)からアテネ・オリンピックのレポートが届きましたので、簡単に紹介します。

オーストラリアの水泳選手
ギリシヤのバドミントン選手(男性)とボランティア(女性)

 ICFの役員であるナジール氏(Dr. Zahir Naseer)は、医師で、モルジブのオリンピック委員でもある。同氏の尽力により、国際オリンピック委員会の承認のもと、選手村のカフェでキャロムのデモンストレーションを行うことができた。大会期間中の14日間、夕方5時から深夜1時までの間、ボード4台は空くことがなく親しまれたそうです。

 オーストラリアの水泳選手、ドイツのホッケー選手、ギリシアのバドミントン選手、リヒテンシュタインの射撃選手など各国の選手、役員をはじめ、警備を担当する軍や警察、そして大会スタッフなど多くの人に実際にゲームをしてもらったそうです。やはり、一度、ゲームを体験した選手は、また、次の日もやって来るとのことです。そして、ギリシアでは、この機会に、キャロム連盟を設立する動きがあったそうです。

 8月25日には、各国のオリンピック委員会の役員やスタッフ用に割り振られたホテルで、各国の役員用の特別なキャロム・デモンストレーションも行われたそうです。特に、タンザニア、ウガンダ、ケニアでは、子供達の間でキャロムは盛んであり、ルールは違うものの有望なプレーヤーがいるとの情報もありました。今後、アフリカの諸国でも国内オリンピック委員会のものとで連盟や協会の設立が行われるそうです。

特別デモを行うナジール氏 警備を担当する軍と警察
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