もんじゃの街、月島では、毎年、東京のお盆の時期(7月12日〜14日)に「草市」が開かれます。会場となる西仲通り商店街の、一番街の役員の皆さんから、キャロムのデモンストレーションをしてみないかというお誘いを受けました。
割り当てられた区画は、露店が並ぶ一番街の焼きそば屋さんとおでん屋さんの間です。露店に囲まれてデモをするのは、なんとも不思議な気分ですが、昔の草市には、大道芸人も大勢参加していたので、特におかしくはないとのこと。早速、ボードをセットしてキャロムを始めると、子どもたちが「このゲーム1回いくら?」と盛んに声をかけてきます。デモだからお金はとらないと答えると、あっという間にボードは大勢の子どもたちに取り囲まれてしまいました。でも、露店1つのスペースにボード2台を設置したので、ダブルスは1台しかできません・・・。
夜になって、子どもたちの姿が少なくなると、今度は大人が集まってきました。「何? このゲーム」「へえ、キャロムっていうんだ」「あ、これ知ってる。インド旅行した時にやったことがあるよ」など、様々な言葉がボードの回りを飛び交います。カップルや浴衣姿の若い女性にもゲームに参加してもらい、キャロムのおもしろさを体験してもらいました。児童館に勤めているという方も見学に来られました。
あいにく、梅雨時なのでボードはすぐに滑らなくなり、風向きによっては隣で焼きそばを焼く油が飛んできます。敷石にストライカーが落ちて欠けてしまったり、スタンドのバランスが悪かったり、アウトドアのキャロムは不測の事態の連続。インドではストリートキャロムが盛んですが、日本では、やはりこれはインドアで遊ぶもののようです。
初日、JCFの関係者は4人が参加しました。3日ともウイークデーだったので、2日目と最終日は会長1人だけの奮闘でしたが、一番街の皆さんが全面的に協力してくださったお陰で、草市でのデモは成功裏に終わりました。
声をかけてくださった西仲通り商店街、一番街の皆さん、ご協力いただいたJCF関係者の皆さん、どうもありがとうございました。
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