|
■第18回北沢音楽祭のレポート |
第18回北沢音楽祭は「異世代共存響声」というテーマで、2008年7月2日から7月6日までの5日間、下北沢の北沢タウンホールをメイン会場として開催されました。たくさんのライブハウスが協力し、様々な音楽ジャンルのアーティストが参加して行われました。
キャロムは、5日(土)と6日(日)に北沢タウンホールの1階のロビーでデモンストレーションを行いました。5日12時のスタート直後にやって来たのは、ピンクのスタッフTシャツを着た3人の女子中学生。そしてアーティストの「HEЯO」さんです。
タウンホールの1階は路線バスの車庫に直結しているため、いわばオープンエア状態。時間とともに気温がぐんぐん上がります。おまけに風が通らないので、外気温30度ともなると相当な暑さでみんな汗だく。それでもキャロムをやってみたいと多くの人が訪れてくれて感謝、感謝です。
午後、JCF会員のIさんが友だちを誘って訪ねて来てくれました。Iさんは友だちにキャロムを教えたり、お客さんに教えたりと頑張ってくれましたが、あまりに蒸し暑いので早々に退散。後で知ったのですが、この2日間は今年一番の暑さだったようです。
キャロムのコーナーには、カップル、家族連れ、仲良しご婦人グループ、アーティスト、スタッフなどが次々とやってきます。キャロムをしながら色々な話をうかがうのは、こちらにとっても楽しいこと。2階のホールではライブが行われているので、開演や終演で人が動き、キャロムのコーナーにも大勢の人が流れてきます。
4時頃になって、タロー君、ミキちゃん、アンナちゃんの高校生3人組がやってきました。キャロムを見ただけで、「なにこれ?面白そう!!!」とテンションが高くなっています。ストライカーの打ち方、コインの並べ方、遊び方を説明し、さっそくダブルスを始めると、ショットが決まるたびに「キャー!」「スゲー!」というエネルギッシュな歓声が上がります。相手をするこちらも刺激されてアドレナリンが大量に放出されたのか、汗を拭きながらゲームに没頭してしまい・・・、気がついたら、空いているボードは片づけられて、すでに終了の21時を回っていました。何と5時間も遊んでしまいました!
2日目の6日(日)は、1階ロビーで14時から最終までライブが行われてたので、音楽を聴きながらのキャロムとなりました。前日「アーティストでキャロムに興味を持っている人が、明日にやって来ますよ」とスタッフの方が教えてくれたので待っていると、その方がやってきました。「大友剛」さんというピアニストで、マジックやアコーディオンなどもこなす器用な人です。経験があるので狙い方もなかなか決まっています。ライブ出演の合間に何度もキャロムをしに来てくれました。
また、ライブのトップに出演した「吾妻仁美」さんも出演の合間にキャロムにしにきてくれ、ダブルスを体験されました。そして夕方、昨日の高校生タロー君とミキちゃんが、友人のアツシ君を伴ってやってきました。タロー君とアツシ君はダブルスを、ミキちゃんはシングルスの練習です。タロー君は昨日の今日なので説明の必要もなくどんどんゲームを進めますが、初キャロムのアツシ君も負けていません。ビギナーズラックも手伝って次々とコインをポケットに沈めて行きます。しばらくゲームを楽しんだ後、タロー君とメルアドの交換をして19時過ぎに片づけに入りました。
シモキタザワは、よく「おもちゃ箱をひっくり返したような街」と表現されます。まさに「街じゅうが学園祭」といった感じのあっという間の2日間でした。
|
|