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昨年11月、ソウルで第1回の日韓キャロムトーナメントが開催されました。それから1年、今年の開催国は日本です。JCFはこの大会のために、長い時間をかけて準備を進めてきました。
日韓キャロムトーナメントは、国際キャロム連盟(ICF)の中でも評価されています。
現在ではICFの年間スケジュールに、「Japan Korea Carrom Test Match Series」として盛り込まれています。
韓国キャロム連盟(KCF)のプレーヤー8人は、11月6日(土)早朝、羽田空港に到着し、8時に新宿でJCFのメンバーと合流しました。去年参加したJCFのメンバーは、顔見知りの韓国のプレーヤーを見つけて、久々の再会を喜びあいました。その後、JCFメンバーの車に分乗して、一路、トーナメントが行われる富士川口湖町へ。KCFのプレーヤーにとっては、相当な強行軍ですが、土曜日中に試合をしたいというのが韓国チームの要望だったため、それに沿う形でスケジュールを組みました。
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今回の参加者は、韓国チーム8人、日本チーム10人の、計18人です。
会場 兼 宿泊施設であるプチペンション村 に到着後、まずは部屋割りを決めて一休み。
途中、高速道路が渋滞して到着が予定より遅れたので、すぐに簡単な開会式を執り行うことになりました。JCF柴野会長の開催の挨拶、KCFのBEA会長の挨拶に続き、自己紹介とルールの確認が行われます。その後、両チームで男子シングルス、女子シングルスにエントリーするプレーヤーの選出を行い、対戦相手の抽選が行われました。
男子シングルスへのエントリーは各国5人。相手国のプレーヤー全員との総当たり戦です。
第1ゲームが始まったのは11時半過ぎ。まず、2ゲームを行い、そこで一旦、ランチタイムの休憩となりました。食後、しばらく休んで試合再会。男子シングルスの残りの3ゲームと、女子シングルス1ゲームを行いました。
シングルスのゲームがすべて終わったところで、あらかじめ決めておいたルールによって混合ダブルスのプレーヤーを選出。両国から3チームがエントリーしての総当たり戦で、それぞれ3ゲームを行いました。
メインの男子シングルスでは、両国ともトッププレーヤーが破れるという波乱が起き、最終的に日本チームの三井さんが4勝1敗の成績で優勝を飾りました。男女シングルスの優勝は勝ち取ったものの、総合成績では、日本14.5勝、韓国20.5勝で韓国の勝利。やはり、2年連続の総合優勝は難しいですね。来年は日本が巻き返しをはかる番です。
閉会式の後、夜8時過ぎから遅い夕食となりました。プロのシェフの作った食事は、さすがに美味。不十分な設備の中でシンプルな料理を作っても、これだけの味が出せるということに、皆、感心しきりでした。食事をしながら、お酒を酌み交わして日韓両国の友好を深め、また、韓国のプレーヤーには詳しい自己紹介や日本の感想を伺ったりして、夜遅くまで楽しい時を過ごしました。
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和洋折衷の夕食と懇談風景 |
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朝のバイキング(サラダが2種類も) |
翌日は午前中に出発し、昼過ぎまでに全員が東京に戻りました。韓国の皆さんは、短い時間でしたが東京観光もすることができたようです。強行軍でしたが、日本の文化を少しは理解していただけたのではないでしょうか。最初に計画していた温泉行きは、時間がなくてあきらめるしかありませんでしたが、2年後、また日本で開催する時の楽しみにとっておきたいと思います。
韓国の皆様、そして運営に協力してくださったJCFの皆様、お疲れさまでした。
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