しもきたキッズフェスタ2005のレポート
 若者の街、お洒落な街、下北沢で地域貢献の事業を展開する「COS下北沢」の1周年記念イベントの一環として「こすきた祭り with しもきたキッズフェスタ2005」にキャロムが取り上げられ、協力依頼が舞い込みました。
 JCFは、大変有意義な企画であることから全面協力をすることとなしました。COS下北沢は、NPO法人コスファ(COSFA)が運営する地域貢献型の建物です。オーナーの方が土地と建物を地域に役立つように使ってほしいと言う思いが原点となり、まちづくりや地域交流など様々な人が集い法人格を取得してスタートしたとのことです。 

 下北沢の駅前のピーコックからシモキタらしいお店を抜けた閑静な世田谷らしい住宅街の一角に、COS下北沢は位置しています。木をふんだんに用いた建物は、住宅街の環境にとけ込んだ洒落たつくりです。会員のなかでは、閑静な住宅街の景観を保っていることから、うっかりと通り過ぎてしまう人もいたようです。
 キャロムのイベントは、8月26日、27日、28日と30日の4日間行われました。このキッズフェスタでは、残念ながらキャロムだけが夜のプログラムに組み込まれていました。私達にとっては、この夜の時間帯は、インストラクターとしての会員の参加が得られるため好都合でした。逆に子供達にとっては、保護者の同伴が必要なことから、参加しずらい時間帯ではなかったのでしょうか。
 初日の26日、18時に会場に到着したら、もう3台のボードはダブルスで一杯となっていました。COS下北沢の関係者で、どんどんとゲームを進めているではありませんか。後で伺った話では、1か月に関係者で練習会を催し、コインの並べ方、ブレークの仕方など基本的なことは事前にマスターしたとのことでした。一区切りのついたところで、各ボードに会員1人が加わり、細かなテクニックを解説しながら、楽しくゲームを進めました。あちらこちらのボードから、時々決まるミラクルなショットに大歓声がわきます。

 女性会員のショットは確実で、しかもゆっくりとコインをポケットに落とす技は感嘆の連続です。一緒にゲームをしている人達も、少しづつ技を体得して行きます。見てると簡単そうなのですが、実際にショットをしてみると、その奥行きの深さを知ります。

 初日に参加した人達は、もうすっかりとキャロムの魅力にとりつかれてしまいました。そして、2日目も、3日目も、4日目もオール参加です。とうとう、こんな面白いゲームだったら、メンバーを集めてボードを共同購入することに発展しました。30日には新しいダイヤモンド社のトーナメントボードが会場に届きました。このボードは他社のボードに比べると、高スペックで実に良く滑ります。共同出資者のメンバーは、一人一人試し打ちをして感動していました。

 毎週火曜日の夜には、COS下北沢の1階にあるスタンドカフェ(バー)BaBuで日本初のキャロムバーが誕生するらしい。

ショットも本格的 お洒落なシモキタ、ストライカーお洒落にデコレート


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