■取材報告3(こんな残業、あったらいいな〜)

 

 社長がキャロム好きで、そのおかげで社員もハマッてしまった会社があると聞き、某月某日、突撃取材を敢行。ところは東京の下町。本所と浅草に挟まれた東駒形という筋金入りの「下町」である。時代劇に出てきそうな江戸情緒豊かな町並みが続いている。
会社の裏口から、そっと中の様子をのぞくと、応接室か社員の休憩室とおぼしきスペースに、ダーツボードとキャロムボードが1台。ははあ、なるほど・・・社長は、これで社員とのコミュニケーションを図っているんだな。5〜6人が韓国産焼酎の水割り、ジュース割りを呑みながら・・・キャロムをやっている! 例会以外でキャロムをやっている人を見るのは初めてだ(*_*)
若いけれど偉そうな人が、どうやら社長のようだ。うら若き女性社員もいる。オフィスには誰もいないようだが、これは残業なのか?キャロムをやって残業手当をもらったなんて話は聞いたこともないから、残業ではないだろう。フラダンスを踊り出しそうな髪の長い女性もいるぞ。日系三世のようだ。う〜む、これは楽しそうだ。
 奥からはモモちゃんが、手前ではお散歩犬のバルーンが、キャロムを観戦しているぞ。それにしても、どうしてオフィス空間に、ボードやバルーンなどの遊び道具があるんだろう??? ま、それは、あとで調べることにしよう。こんな遊び心いっぱいの会社は、いいな、実に楽しそうだ。


 ご近所の話では、ここは「伸栄ゴム株式会社」というバルーンの製造販売会社で、業界では最大手の会社だそうな。社長の方針で残業はしないことになっているらしい。ということは、やはりキャロムは残業ではなかったのだ。取材の翌日には、同社と某金融機関のメンバーがダーツ大会を行うとのこと。「ダーツをしない女性はキャロムをやるべし、打つべし」というお達しが出ているようだと、ご近所の人は教えてくれた(^^;)


(注)手前のボードは、15年前位に六本木の玩具屋さんで販売していたキャロムボード。社長の愛蔵ボードか。フレームが赤い塗装を施してある。ボード面は5mm位、この厚さでは、日本の気候で変形してしまう。

伸栄ゴム株式会社のサイト


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