9月セッションのレポート
 9月のセッションは、5日(金)に開催されました。
会場のDay Dreamに着くと、インド人会員のナタラジャンさん、通称「なっちゃん」とミュージシャンの大友剛さんが、すでに対戦中。それをMさん夫妻が観戦しているという珍しい光景が目に飛び込んできました。

 なっちゃんは、外資系の日本法人でシステム・エンジニアとして働いています。流暢な日本語を話し、日本の文化にどっぷりと漬かっているので、時々、本当は日本人なんじゃないかと錯覚してしまうほど。そんな訳で呼び名も「なっちゃん」なのです。彼は、ある時から急に仕事が忙しくなってセッションへの参加がままならなくなり、1年半も過ぎてしまいました。
 観戦しているMさんも多忙のため、しばらくセッションに参加していませんでした。ところが偶然のことに、Mさんの会社はDay Dreamの移転先のすぐ近く。これからは参加の機会も増えることでしょう。


 なっちゃんと大友さんの対戦は一進一退。日本のチャンピオンになってもおかしくないなっちゃんが、キャロムを始めたばかりの大友さんにてこずっています。大友さんはキャリアこそ短いものの自宅で特訓をしているようなので、互角であっても不思議はないのですが、なっちゃんは調子が戻らないのか簡単なストレートをしばしば外してしまいます。ブランクがあったので、どうやら勘が鈍ってしまった様子。
 大友さんが早めに帰られたので、さっそくなっちゃんを捕まえて対戦することにしました。「今日こそなっちゃんに勝って男になろう」と考えたのですが、急に勘を取り戻してきたなっちゃんは、微妙な位置にあるコインまでビシビシ決め始めました。5分もかからずに1ボードが終わるので短い間に数ボードの対戦をしましたが、残念ながら全敗。リベンジは、また次の機会におあずけになりました。

 別のボードには、キャロムが初めてだという人が3人。役員の1人が、3人のなかに入りダブルスのゲームをしながら、打ち方や狙い方を指導しています。最初はぎこちなかった3人も、何ボードかゲームを進めるうちに、メキメキと上達しました。あまりにも集中しているので、メンバーチェンジの機会を失い、しびれを切らせたKさんがメンバーチェンジの提案をしたのは終了時間も迫った10時半。せっかくなので、上級者と新人の組合せで急ぎダブルスのゲームをすることにしました。

 初めてキャロムをする3人のうちの1人は、6時から来店し、トータルで5時間もキャロムに没頭していたそうです。1日、5時間もプレーするなんて、インドのトッププレーヤーのようです!

  (注) インド人が、皆キャロムが上手い訳ではありません(笑)


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