■キャロムでカウントダウン
 「キャロムでカウントダウンと」銘打ったイベントが、2004年12月31日午後8時から、インディアンレストラン「ボンベイ・パレス」で開かれました。お店と日本キャロム連盟の共催です。大晦日は朝から雪が降り続き、夕方には約10センチの積雪。雪に慣れていない東京は、この程度でも交通機関がマヒしてしまいます。

 雪が降ることは天気予報で事前に知っていたので、キャロムボードは前日の30日に「ボンベイ・パレス」に運び込んでおきました。雪に出鼻をくじかれた形でしたが、東京ディズニーランドのカウントダウンが雪でも決行という情報が入り(・・・ぜんぜん関係ないって?)、こちらも「よし、やろう!」という気になってきました。

 カウントダウン・パーティーの目玉は、レストランのオーナーとこのサイトの管理人が作る男の料理。当日の参加者は、日本人、インド人、フランス人、スペイン在住者と国際色豊かな顔ぶれで、メニューも、おでんや刺身などの日本料理、鹿のロースト、ハーブ入りソーセージといった西洋料理、そしてガーリックナンやボンベイサラダなどのインド料理とバラエティー豊かです。なかなか贅沢な食材を使った力作が並びました。

 さて、主役のキャロムです。インドの人はボードを見ると懐かしいのか、みんな目が輝きます。初めてキャロムを見たフランスの女性も、見よう見まねでストライカーを弾くうちにすっかり気に入ってしまったようです。実は、この方、自然科学の研究者。キャロムのゲーム運びを「数学」と説明したら「そうね」と納得していました。

 あまりにもゲームに熱中してしまったので、肝心のカウントダウンのことを思い出したのは、零時の数分前。「わ、わ、どうしようっ!」みんなが焦っているうちに年は明けてしまい、カウントダウンなしで、いきなり「Happy New Year!」 抱き合って新年を祝い、その後なぜかインドの人達が胴上げを始めました(?)男性は次から次へと宙に舞い・・・。これって、何処の習慣でしょうか?

 期待して待っていたパンジャビダンスは、音楽テープを忘れてしまったそうで見ることができませんでしたが(なぜそんな肝心なものを忘れる!)店内はほとんどディスコ状態。中には阿波踊りとしか見えないダンスを踊っている人も。

 その後、またキャロムで遊んだりお酒を飲んだりして、午前1時半ごろ散会となりました。


和洋印の料理の一部 秘伝のおでん
本場のパンジャビダンス? 胴上げは、どこの国の習慣?
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