■2月例会のレポート

 今年、2回目の例会は、第1金曜日の2月7日にFIRE HOUSE DELIVERY SERVICEで開催されました。1月の例会の日は、とても寒かったことを覚えていますが、7日は卒業式の頃を思わせるようなポカポカ陽気。でも、ご存知のように今年はインフルエンザが大流行で、例会を楽しみにしていた会員の中にも前日にダウン、残念だけど今回は欠席、というメールを送ってきた人もいました。おまけにニッパチ(2月と8月)で人も物を動かないという月ですから、何人が参加してくれるか少し心配していました。

 それでも4台のボードのセットが終わる頃には、ぽつぽつと参加者が集まり始め、最終的には、いつものように多くの方が参加してくださいました。集まった人から順番にボードにつき、慣れている人はシングルスを、あまり慣れていない人はダブルスでウォーミングアップです。前回から、会場入り口で希望者にお分けしているストライカーは、国際キャロム連盟の規格品で、デザインが新しいことから、結構、人気があります。ゲームを始めるとどうしても、マイストライカーがほしくなるもの。使っているうちに、手に馴染んできて、指先の微妙なくせもストライカーが覚えてくれます。

 さて、今回、お父さんと一緒に参加された少年がいました。随分と背が高いので、中学生かと思っていたら、小学5年生とのことでした。彼は、カラムボード(キャロムのこと)が頭脳を刺激して教育面で効果があることを提唱している教育評論家から、この集まりのことを紹介されたそうです。ボードに触れるのはまだ2回目。でも、しばらく練習するとマイストライカーでクイーンを見事にカバーし、ダブルタッチで決めることもできるようになりました。そんな彼を見て、大学生の会員が、「今からキャロムをしたら、将来はきっと強いプレヤーになるよ」と励ましていました。ゲームに慣れてきた頃には、残念ながら小学生なので帰宅しなければなりませんでしたが、マイストライカーをうれしそうに持って、帰られたことが印象的でした。

 この例会には、毎回、多彩な職業の人が参加されます。その道で素晴らしい才能を持っている方も大勢います。なかでも銀細工のデザイナーの方は、先日、後楽園で開催されたコンクールで佳作に入賞されたとのことで、会場ではお祝いの言葉が飛び交っていました。今回、例会会場には、指輪、ベビースプーンなど彼の作品3点が展示されました。女性会員からは、次の例会では展示即売をするようにと、プレッシャーがかかっていました(^^;)

 今回は、ベジタリアンのメンバーが参加していなかったので、先ほどの大学生は、特製ハンバーガーを出してくれるよう、事前に FIRE HOUSE DELIVERY SERVICEのスタッフに根回ししていたようです(笑) その願いが叶って今日のメインはハンバーガー。お店の顔とも言えるアメリカンスタイルの本格的なバーガーは、ビーフたっぷりで素材も厳選されているので、おいしさは超一級。そして、ドリンクは、今回も、キリンビールが一番人気でした。厳格なベジタリアンでお酒もタバコもギャンブルもやらないICFの会長がご覧になったら、卒倒するかもしれない・・・・と心の中で苦笑した今回の例会でした。




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