■合宿のレポート
 JCFカップを目前に合宿の話が持ち上がり、1か月ほど前から準備を始めました。初の試みなので、宿泊場所、交通、食事などイチから検討しなければなりませんでしたが、幸い適当な会場が見つかり、移動は会員の車か高速バス、夕食はファミレス、酒の肴と朝食は参加者の手作りということで話がまとまり、6月19日〜20日(土、日)に決行となりました。

 場所は、日韓戦の候補地にもなっている富士河口湖町にあるプチペンション村。赤松林に囲まれた静かなリゾート地です。参加者は8人。小規模な合宿ですが、それなりに楽しめそうでした。キャロムボードは3台を会場に運び込みました。ダブルスも行うので、この台数で十分です。

 おりしも当日は、台風6号が本州に接近中で、雲が広がり始めていました。富士山の勇姿を見ることはできないだろうと半ばあきらめていましたが、夕刻、食事をしに河口湖畔に出たとき、眼前に絵に描いたような雄大な富士山が出現。この距離から見る富士の美しさは格別です。

夕食から帰ったあとは自由時間となりました。美味しい肴でお酒を飲んでいてもよし、練習をしてもよし、お風呂に入って休養してもよし。でも、さすがに今回は合宿と銘打っているだけあって、練習に励んでいる人が多いようです。職場や家庭に練習相手がいる人はいいのですが、日頃一人で練習をしている人もいるので、そういう人にとっては対戦形式の練習をする絶好のチャンスです。とうとう消灯は、深夜2時過ぎになってしまいました。

 翌日の朝食後も、みんな練習に余念がありません。終了間近になって、地元の小学校6年の杏奈ちゃんが飛び入り参加。女性会員にゲームの仕方を教えてもらうとすぐにコツを飲み込みました。最初は「うてな〜い」などと言っていたのが、だんだん上手にストライカーを操れるようになりました。実は、上達が早いのには理由があるのです。杏奈ちゃんは両手を同じように使うことができるので、右からのショットは右手で、左からのショットは左手で打つことができます。これがうまくできるようになれば、かなり強いプレーヤーになるはず。次は、経験1年ほどの男性会員が相手をしましたが、立て続けにコインをポケットに沈められ、会員がヒヤリとする場面もありました。

 結局、帰る予定の時刻を1時間もオーバーして、今回の合宿はお開きとなったのでした。
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