世界SF大会のレポート
マジンガーZとゲッターロボもやって来た!

  世界SF大会は、通称「ワールドコン」と呼ばれている世界のSFファンの祭典。
8月31日〜9月2日(正確には30日から4日まで開催されていたようですが)の会期中は、26か国5000人を超える参加者で賑わいました。

 会場は、みなとみらいの「パシフィコ横浜」。メイン会場は会議センターで、こちらで開催される催しに参加するには、1日1万円(!)ほどの参加費を払わなければなりません。でも、サブ会場の展示ホールは入場無料。「テーブルゲームの部屋」は展示ホールの正面からぐるっと回って裏側にあるハーバーラウンジにありました。メイン会場からは相当離れていましたが(涙)、外には広いデッキ、海の見える素晴らしいロケーションです。(でもね〜 やっぱり遠いよ・・・・)

 初日の朝、「テーブルゲームの部屋」の前で、アメリカ人のグループが開場を待っていました。このグループ、3日間ず〜っとゲームをしていたんです。ある意味、すごい。この日の午前中は、ここでゲームができるのを知っていてやってくる人がほとんどで、一般の来場者はあまり多くはありません。これも場所が離れていて分かりにくいためでしょう。午後からは入場者も徐々に増えてきました。


  飛鳥くんという少年がキャロムのところへやってきました。たぶん彼にとっては初めて見るゲーム。入場者が少ない時間帯だったので基礎からじっくり練習してもらいました。やはり少年はすぐにテクニックやルールを覚えます。そのうちにRPGで遊んでいた例のアメリカ人のグループから、同じくらいの男の子がやってきたので、もう1人加えてダブルスに移行しました。キャロムは奥の深いゲームですが、少し練習しただけでもダブルスならちゃんとゲームが成立するのがいいところ。


   さて3日目、すごいゲストがやって来ました! マジンガーZとゲッターロボだ! キャロムの観戦に招いたところ、「やってみたい」と2体(?)は興味を示され、キャロムに初挑戦とあい成りました。まずは椅子に座るのが一苦労。指が太くなっているので(笑)ストライカーをはじくのは至難の業。それでも何とかゲームは進行していきます。時々、中の人の顔がのぞいていましたが・・・見なかったことにしましょう。
 「マジンガーZさん、ゲッターロボさん、ありがとうっ!!!」

 飛鳥くんは、結局、3日間キャロムに通ってくれました。その甲斐あって、最終日にやってきたS会員との対戦では、気を抜いたS会員を打ち負かす大金星! 3日目の午後には松原チャンピオンも顔を出しました。松原チャンピオンからは飛鳥君に、マル秘のテクニックの伝授があったもようです。「テーブルゲームの部屋」の店じまいの時には、清々しい笑顔で引き上げてゆきました。

 
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