第4回JCFカップのレポート

 9月9日(土)、千代田総合学院で、第4回JCFカップが開催されました。
これまで、参加資格は会員に限定していましたが、会員以外でセッションに参加する人が増えてきたため、今年からオープン形式となりました。従来の7月開催が9月にずれ込んだのは、6月に日韓戦があったためです。日韓戦は、今後も5〜6月開催となるので、JCFカップは毎年9月ごろになる予定です。

 今回の参加登録プレーヤーは12人。当日、ケガなどで参加をとりやめた人がいて10人でのトーナメントとなりました。残念ながら、前回のチャンピオン、松原さんの対抗馬と目されていたインド人会員は、どうしても仕事が抜けられなくて不参加。注目は、他の出場者がどこまでチャンピオンに食い下がれるかという点に絞られました。

 会場は昨年に引き続き、千代田総合学院の1階ギャラリー。小規模のトーナメントにはぴったりのスペースです。10人であれば、総当たりのリーグ戦を行うのが一番公平なのですが、残念ながら時間の制約がありそれは不可能でした。そこで、スイス・トーナメント・システムのプログラム、Carrotomicを使いました。



 大会に先立って柴野会長から大会宣言と競技上の注意事項が説明され、Carrotomicで初回の組み合わせ抽選を行いました。全員が指定されたボードにつき、時計係の「プレイ!」の発声で予選の第1回戦がスタート。今回のJCFカップは、初出場の人が多かったにもかかわらず、スムーズに試合を進めていくことができました。

 予選は4回戦まで。ここで30分の休憩をとりました。いつも、ぶっちぎりの成績でトップに立つチャンピオンは、調子が悪いのか対戦相手にかなり点数を与えています。それでも、勝ち点4、ポイント数100で、予想どおり1位をキープしていました。初めて国内トーナメントに参加した人たちも、それぞれに満足のいく結果を残すことができたようです。来年のトーナメントでは、この人たちが上位に来ることが十分に考えられます。今回、参加できなかった方も、ぜひ来年に向けて練習を積んでいただきたいと思います。



 決勝は、予選の1位と2位の対戦。2位の中島さんは、今回、女性として初めて決勝戦に臨みました。結果は、松原さんが25対4で2年連続の優勝を果たし、チャンピオンの座を守りました。


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