第10回JCFカップのレポート

 

 第10回JCF杯は、2012年10月21日(日)に下北沢の東洋興業ビルで開催された。
昨年と同様に、「下北沢大学」のイベントの1週間前に開催することとなった。

 事前にエントリーしたプレーヤーは19人。急に仕事が入ったため当日欠席があり、16人でチャンピオンの座を争うことになった。
 試合形式は、スイス・トーナメント・システムで、ゲーム数は4。
第1ゲームからコンピューターのスイス・トーナメント・システム「Carrotomic」を使い、コンピューターがランダムに決めた対戦相手で、4ゲーム行うこととなった。
 リーグ戦とトーナメント戦の欠点を補うために、限られた時間内で優劣を決めることができるのが、スイス・トーナメント・システムである。しかし、これは参加者が多ければ多いほど実力が正確に評価されるため、16人規模では、同じ相手と複数回対戦するような弊害も出てきてしまう。このため実力2位の人が3位に落ちてしまうことが、以前から指摘されていた。
 この弱点を修正するため、今回は第4ゲームが終わった段階で、2位と3位の再試合を行うこととした。この勝者と1位のプレーヤーが決勝戦として闘い、勝者がチャンピオンとなる。



 第1ゲームから、早々に試合終了となるような組はなく、時間いっぱいまで熱戦が続いた。
幸い第4ゲームまで、同じ対戦相手と2回あたることもなく順調に進んだ。結果はスイス・トーナメント1位は柴野会長、前チャンピオンの松原さんは3位に沈んでしました。しかし、2位と3位の入れ替え戦で、松原さんは見事に決勝に進出。この入れ替え戦の間、他の人たちは再チャレンジということで、4位と5位、6位と7位、8位と9位、、、、、、と直近の人同士がスコアをつけないで対戦した。
決勝戦は柴野会長と松原さん。
松原さんは、予選の第3ゲームで精彩を欠き柴野会長に破れてしまったが、決勝では復調して、25:3で勝利し、チャンピオンの座を守った。


 参加したプレーヤーの皆様、下北沢大学のスタッフの皆様、それに応援に来てくださった皆様、お疲れさまでした。 

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