■取材報告2(ボード試し打ち)

 12月22日(日)、神奈川県秦野市にあるダーツ競技場「コンサート神奈川」で、ダーツのグループのクリスマス・パーティーが開かれました。
「ダーツのグループとキャロムが関係あるの?」と不思議に思うかもしれませんが、実は、コンサート神奈川では、ダーツ場の一端にキャロム・ボードを設置する計画があり、プリサイス社のブルーボードとキャロム・オーストラリア社のチャンピオンシップ・ボードを最近、輸入していたのです。そこで、まだ実際に見たことのないチャンピオンシップ・ボードを見ようとパーティーに参加してきました。
 パーティーの途中から自然発生的にダーツが始まったので、キャロム・ボードも取り出して設置してみました。パーティー参加者のほとんどにとっては、初めて見るゲームのボードです。最初に興味を示したのは、やはり小中学生。興味津々でボードの回りに集まってきました。そこで、まずストライカーでコインを打ってポケットに入れることを教えました。新品でパウダーを撒くのも初めてなので、まだ滑りが安定せずなかなかショットが決まりません。しかし簡単にルールを説明するとすぐにゲームが始まりました。ショットが決まらないので1回のゲームに膨大な時間がかかるのですが、ダーツの順番待ちにキャロムのゲームの行方を見に来る人も多く、会場でキャロムはなかなかの人気でした。キャロムとダーツは、共通する点も多く、共栄共存が可能なジャンルではないかと思います。


 初めて見るチャンピオンシップボードは、プリサイス社のトップクラスのボードと同様に、堅牢な良い作りとなっていました。特に、ポケット周囲の木工処理は丁寧でした。また、フレームのコーナー部分も頑丈に加工されているので、日本の気候や環境のもとでも、変形などは起きにくいと思われます。
プリサイス社のボードについては、以前にNewsページで紹介しましたので、詳細は省きます。

(取材後記)

 秦野市は丹沢の梺、風光明美で、水の美味しいのが印象的でした。コンサート神奈川の近くには、あの島津製作所もあり、爽やかな空気を吸ってきました。  個人的には、近くの温泉が魅力的!


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