2月キャロム・セッションのレポート

 7時過ぎに到着すると、早くも音楽家のグループがダブルスを始めている。
巨匠とお弟子さんの対決のようだ。傍らでは初参加の人が、キャロムをしながらイタリアの話をしている。
聞けばイタリア在住の音楽家の方。
音楽オンチの私にも、一目でその方面の方と分かるお姿だ。

一方では、ウサギマークさんがお姉さんとシングルスをしている。
今日のウサギマークさんはテンションが低いな、いつもと違って静かだな・・・と思ったら、ハハ・・・そうでもありませんでした(^^;) 
中央の丸テーブルに置いてあるクッキーは、ウサギマークさんのお手製。
コインそっくりに作ったコインクッキー。
黒い方はココア味で、ちょっと早めのバレンタイン。

小腹がすいたので、1つつまんでみる。美味しいね。
ウサギマークさん、就活で行き詰まったら、パティシエという道もあるかもよ。


  大学の授業を終えて駆けつけた松原名人は、下北の飲み友達と対戦中。
「酒を飲んで酔っぱらっている松原さんしか見たことない」と言われていたのを知ってか知らずか、自信たっぷりに3人を敵に回してゲームを始める松原名人。
どうやら負けた方が、そのポイント数だけ女の子を紹介するという、オバカなルールを設定しているらしい。

とはいえ、1対3だと、さすがの松原名人も簡単には勝てない。
ついには、マイナス11ポイントという絶体絶命まで追い込まれた。
11人紹介するって、そりゃあ大変だよ、あてはあるのかい? 
しかし、そこは名人、次のボードで大量10点を取ってマイナスポイントを1にまで減らした。
さすがだ!

ところがここからがいけない。
欲張って逆転をねらおうと終了時間ぎりぎり始めたゲームで、屈辱の11点負け!
紹介しなきゃならない女の子の数が、12人にまで増えてしまったぞ。どーするんだよ。

ふと、イソップの「よくばりな犬」という童話が頭をよぎる。

 巨匠がスモークタイムで表に出ている間に、音楽家グループはメンバーチェンジ。
イタリア在住の音楽家(ミラノさんと呼ぼう)と高田の馬場さん、モナリザさんと巨匠の代打ちに入ったJCF会長のペアで開始。
ミラノさんはビリヤードの名手らしい。
キャロム初挑戦にもかかわらず、狙いもゲーム感覚も卓越している。
ストライカーを打ちながら「イタリアの連盟のサイトを見たよ」などと、ミラノさんは話している。

そこへ初参加の若い女性が2人到着。学生さん(?)で、なんと巨匠が駅までお出迎えに行ったようだ。
今日のセッションは若い人が多いな(・・・と喜んでいるオジさん数名)

10時を回ると、遠方の人、翌日仕事がある人などがポツポツと帰りはじめる。
ゲームが佳境に入って気が付くと、もう11時近い。
「わ! 片づけなくっちゃ」で、今月のセッションも終了。
来月また会いましょう。

                                          文:はつかねずみ


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