■6月キャロム・セッションのレポート

 6月6日、ついに関東地方は梅雨入りしてしまいました〜。JCFのセッションはその直前の4日、からっと晴れた最高に気持ちのいい金曜日の夜でした。

 いつも必ず参加してくれるS社の皆さんが今回は社員旅行で欠席。ああ、今頃きっと明るい沖縄の太陽の下で真っ黒になって楽しんでいるんだろうなあ…と、東京を脱出できないメンバーは歯ぎしりしていたのでした。それでも、セッションは常連の皆さんが来てくれたお陰で、トータルで14人の参加。5月のセッションの20人には及ばないものの、なかなかの盛り上がりを見せました。今回、初めて参加した人は3人。会員Aさんの友人だという小学校2年生の愛恵ちゃんと、そのお母さん、そしてこちらも会員のお知り合いで、勤務先が会場の近くにある床波さんです。


 愛恵ちゃんはキャロムは初めてのようでした。最初は、大人ばっかりのセッションの雰囲気にとまどっていたようですが、だんだん慣れてくるとボールストライカー(ビリヤードの玉から作ったもの)でラッキーショットを連発。もの静かであまり表情には出さない愛恵ちゃん。でも回りで見ていた人たちには、夢中になっているのがちゃ〜んと分かりましたよ指を弾く力はまだ弱いけれど、ボードの表面はよく滑るので、それはあまりハンディにはなりません。次はきっと、もっとうまく打てるようになります。

 床波さんがキャロムと出会ったのは、15年ほど前の那須のペンションだそうです。当時、そのペンションを経営していた高島一郎氏は、日本キャロムサンガ(協会)を主宰していたインド系キャロムの先駆者。床波さんは、その高島氏から教えを賜った直弟子(?)の1人なのです。長いブランクがあったので、まだ感覚が戻らないとのことでしたが、少しボードに慣れればすぐに復調すると思われます。



 事前に連絡していたように、今回から食事のスタイルが変わりました。みんなで一斉に食べる形から、1人1人のランチボックス形式になったのです。会話がなくなってしまうのではないかという心配は杞憂に終わり、参加者の評判も上々。むしろ好きな時間に食べられるので、ゲームの進行具合を気にすることがなくなり、自由度が高まりました。食べきれない人は持って帰るのも簡単
プラスの面が多いと言えそうです。

 でも、皆さん、食後はちゃんと手を洗ってくださいね。べたべたの手で、ボードに触っちゃあいけません。

 セッションが終わり片づけをしていると、珍しい方が現れました。アナログゲームに関しては日本で最も精通している方の一人と言っていい草場純さんです。草場さんは、時々、立ち寄って会の運営にアドバイスをくださったり、吉報を持ってきてくれたりします。今回は、ちょうど創作ゲームやゲームが教育に与える効果などを研究している参加者がいたので、その話題で盛り上っていました。草場さん、次はもう少し早く来て、ゲームにも参加してくださいな。



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