■12月例会のレポート

 12月の例会は、本格的な冬を迎えた5日(金)に、ファイア・ハウス(FIRE HOUSE DELIVERY SERVICE)で開催されました。サイトの案内どおり今回からボードは、新しく輸入したダイヤモンド社のトーナメント(ブラック)に統一されました。ダイヤモンド社のボードは、第4回ICFカップ、第2回フレンチ・オープン、第2回USオープンや日韓キャロムトーナメントなど今年の国際大会で活躍したハイスペックなボードです。もちろん、JCFはダイヤモンド社のチャンピオンと言うボードを1台保有しており、これまでの例会で使っておりました。トーナメントは、チャンピオンとほぼ同じ性能で、唯一、異なるのがボード面の厚さです。その滑りの良さは感動もの.....と表現するしかありません。
 ファイア・ハウスの会場は広いのですが、ボードを設置するには、テーブルや椅子を移動してスペースを作らなければなりません。今回は、3台をダブルス用に、2台をシングルス用に設置して工夫を図りました。このため、いつもの例会よりは、練習に集中できたようです。このところ、例会に参加される人も十数名で定着してきましたので、適正な規模と言えるのではないでしょうか。

 ニューボードのほかに、スリランカのリスポ社のボードも1台搬入しました。これは、スリランカでキャロムを体得した植村さんが参加されるので、特に設置したものです。リスポ社のボードは、これまで日本での保有の最も多いボードでした。残念ながら、もう製造を中止していますし、ダイヤモンドに保有台数の座を譲ってしまいました。
 さっそく、植村さんにリスポ社のボードを使ってもらい、試し打ちの後、ゲームに入りました。対戦した会員は、それぞれに「オー!植村さんは、うまい」との評価です。久々に強豪が現れました。それに、ショットは、何とシザースショットではありませんか。このショットを日本で完璧にできる人は、植村さんを含めて3人しかいないのです。
 スリランカのルールや個人で持っているボードも違いますので、慣れるまで、少し時間が必要ではないかと思います。JCFで使っている公式ボードは、高品質のポテトパウダー(ドイツ産のキャロム用パウダー)を用いていますので、良く滑ります。そこで、もう少しショットをコントロールできれば、トーナメントで上位に入賞するのは確実です。

 最近、キャロムと出会った菊地さんが、お仲間と一緒に参加されました。菊地さんは、ダイヤモンド社の高級ボードであるチャンピオンのナチュラルというオール木目のボードを購入したばかりです。キャロムに関しては、現在のところ真っ白ですから、基礎から始めたら、きっと上達が早いと思います。JCFのメンバーは、過去に何らかの形でキャロムをしていた人が多く、ショットもゲーム展開も個性があります。私達は、韓国のように基礎から始めた方が短期間で上達できる結果を直視すべき時かも知れません。

 もくもく......と練習に励んでいる館野さんは、今回の例会でゲーム感をとり戻したようです。ダーツをやめて、キャロム一筋に励みませんか?

▲top

What's Carrom? | Profile | Equipment | Rules | Boards
News | Backnumber | Application | Guestbook | Links | Home

Copyright(C)2001-2012 Japan Carrom Federation (Tokyo)
無断転載・引用禁止
日本キャロム連盟(東京)