■9月例会のレポート

 やれやれ、今年の夏は涼しいぞ、助かった・・・と思っていたら、9月の声を聞いたとたん、猛烈な暑さが襲ってきました。夏休みも終わってしまったというのに!
5日(金)にファイア・ハウス(FIRE HOUSE DELIVERY SERVICE)で開かれた例会には、16人が集まり、この夏一番の大盛況。キャロムボードを4台しか用意していなかったので、気がついてみると、すべてダブルスのボードになっていました。
 会場は都会のまん中にありながら、後楽園、東京大学などに隣接しているため、ときには歓迎されない見学者もやってきます。 ・・・蚊! 蚊取り線香を焚くと、これがまた、なんともエキゾチックなんですね〜。でも、かゆいのはカンベン。


 
 今回は、いつも通りの楽しいゲーム・パーティーの一方で、US オープン参加者の顔合わせとトーナメントのための実践練習を行いました。特にダブルスのパートナーとの連携は十分にとれるようにしておきたいもの。いずれにしても、たくさん練習を積む必要がありそうです。
 1年ぶりに参加したインド人会員のManojさんは、新しいボードを入手して、USオープンに備え自宅で練習を始めています。軽く打って確実にコインを沈める、インド式のテクニックは見事なもの。ところがここで一つの発見が・・・。1年前はまったく歯が立たなかった日本人会員たちが、Manojさんからポイントを奪うようになっていたのです。気がつかないうちに日本のレベルが上がっていたんですね。10月にはUSオープン、11月には日韓テストマッチと国際大会が続くので、練習にも熱が入ります。
 
 今回、初めて参加されたのは、間もなく2回目の越冬に赴く南極観測隊員の北田さん。北田さんは、京都の和食の調理師なので手先は器用なのは言うまでもありません。観測船や昭和基地には、南極版のキャロムが持ち込まれていますが、前回の越冬中は、手を出したことはなかったそうです。ところが今回の例会でキャロムに触れ、終わる頃にはしっかりとコツを掴み、持ち前の器用さでかなりのポイントをあげることができるようになりました。ウワサによると、あれから指が勝手に動いて仕方がないとか・・・ よしよし、これでまたキャロム・ファンが1人増えたぞ。

 大学生の松原さんは、学業とサッカーとキャロムで大忙しの毎日です。カンヌの国際大会に参加し、いろいろな国のプレーヤーと交流し、高度のテクニックを覚えてきた日本のトッププレーヤーです。今回は、大学の試験期間中にもかかわらず、例会に駆け付けてくれました。試験勉強のためか睡眠不足で眠そうでしたが、技術の方はさすが。独特の集中力があるので、きっと試験の方も大丈夫でしょう!キャロム・ボードの表面塗装が禿げるほど、熱心に練習をしているそうです。

 みんなが楽しみにしているディナー・メニューは、ファイア・ハウス特製のサンドイッチ、ハンバーガー、サラダ、それにフライドチキンにフレンチフライと盛りだくさんでした。タイミング良くゲームが終わって、すぐに食事にありついた人の中には、ラッキーなことに2個目のハンバーガーをゲットした人も。とすると、誰か食べ損なった人がいたのかな・・・?
 シルバースミスの横山さんが、今回、やっと作品を会場に持参してくれました。販売用ではなく作品の紹介でしたが、そのうち「展示即売会」を開いてくれるよう、お願いしておきましょう。

▲top

What's Carrom? | Profile | Equipment | Rules | Boards
News | Backnumber | Application | Guestbook | Links | Home

Copyright(C)2001-2012 Japan Carrom Federation (Tokyo)
無断転載・引用禁止
日本キャロム連盟(東京)